『アメリカン・ユートピア』

6/17 TOHOシネマズ日本橋で『アメリカン・ユートピア

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2019年にブロードウェイで大評判になったというショーをスパイク・リーが映画化。デイヴィット・バーンの歌もダンスも語りも本当に本当にすばらしくて、“カッコいい”とはまさにこれだ!これぞ“カッコいい”の本物だ!と身体が震えて映像から目が離せない。11人のバンドメンバーも演奏だけではなく歌やダンスも巧みにこなして、レベルの高さに圧倒される。ほぼ正方形のステージ上で展開される緻密に計算されたパフォーマンスを真上から撮影したシーンが非常に印象的。歳を重ねてもデイヴィット・バーンのカリスマ性は健在で、たまらなく人を惹きつける魅力にあふれている。ショーの始まりに示された「他者とのつながり」というテーマに最後でまた光があたる構成もとても良かった。

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