『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』

6/8 Bunkamura ル・シネマで『アメイジング・グレイスアレサ・フランクリン

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1972年に教会で行われたライブを収録したゴスペル・アルバム「AMAZING GRACE」。そのライブ風景を撮影した記録映画で、シドニー・ポラックが監督を務めている。もちろんアレサ・フランクリンの歌声は圧倒的に素晴らしい。ピアノの弾き語りシーンもあるのだけど、ピアノの演奏もとても上手だ。アレサの歌に感極まって涙ぐんだり立ち上がって歓声をあげる聴衆の様子などが度々映されて、その中には若かりし頃のミック・ジャガーの姿もある。アレサに対する人々の熱狂が伝わってきて、ライブならではの楽しみが詰まった作品。ただ一点、バックコーラスを務める聖歌隊がすごく素人っぽいというか微妙に下手で、アレサの歌に集中したいのにはっきり言って邪魔と感じる部分もあったのはちょっと残念だった。